月. 12月 2nd, 2024

オンカジスロット:配当表とコインバリューの関係性

スロットで遊ぶ時、初めてプレイする機種なら必ず目にするインフォメーション。
なかでも期待値を見計らう目的でプレイヤーが気にするのは、システム面や配当の倍率ではないでしょうか。
配当表の倍率を見て「この機種、高配当出そう」とか、「倍率低くない?」なんて思うことはよくあると思います。
しかし、スロットゲームは機種によってベット額の仕組みや配当の表記に違いがあるので、インフォメーションとはいっても初心者には分かりづらい部分があるのです。
今回は2つのタイプを例に挙げて、ベット額の仕組みと配当表にある倍率の捉え方を比べてみましょう。

スロットのベット額の仕組みを知ろう!

例1:一括ベット方式とは?

まず1つ目は、初心者でも分かりやすい「一括ベット方式」の仕組みについて紹介します。

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このタイプのベット額は一目瞭然ですね、ご覧の通り「選択式」になっています。
プレイヤーは自分の身の丈に合ったベット額を選択し、スピンボタンをクリックするだけ
配当表の表記も「ベット額 x 配当表の倍率」という計算式で決定されるので分かりやすいですよね。

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例えば上の写真の場合、ベット額 $0.2 x 1000倍 =$200という計算となります。
このタイプは配当表から直感的に倍率を想像できるので機種のポテンシャルも把握しやすいのではないでしょうか。
特に最高配当の倍率というのはプレイヤーにとっての最終目標と言いますか、その機種に挑む上でのモチベーションにもなります。
そういった意味では この「一括ベット方式」がプレイヤーにとって最も親しみやすいシステムと言えるのかもしれませんね。
ただ、この設定はゲームプロバイダーごとに決まっているわけではなく、同じゲームプロバイダーなのに違った設定になっている機種も存在します。

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スロット戦略:の当て方

例2:ラインベット方式とは?

次に紹介するのは、プレイヤーがペイラインを自由に変更できる機種にありがちな「ラインベット方式」について解説します。
私の印象では旧タイプの機種に多く、最近の機種にはあまり採用されていないように思えます。
先程の「一括ベット方式」に比べると若干ややこしく、初心者にはとっつきにくいかもしれません。

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まずベット額の仕組みから解説しますが、この時点で少々ややこしいのです。
ゲームプロバイダーはPlay’n Go、10ライン仕様というところまでは先ほどの機種と同じですが、「一括ベット方式」のように強制的に全てのラインを有効にした状態でプレイするのではなく、プレイヤーがペイラインを意図的に減らすことができてしまうのです。
これによってどんな不都合が生じるかと言うと、ベット額=常に10ライン分という計算式が成り立たなくなるのです。
設定できる最低ベット額は$0.01ですが、10ライン分 全てに$0.01を賭けてプレイするとベット額は$0.1になり、プレイヤーがペイライン数を減らして5ラインで遊びたい! という場合にはベット額が$0.05となります。

この仕様によって配当表の倍率も「1ラインのベットに対して何倍か?」という表記になっていることに気付かなくてはなりません。

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例えば上の写真を見てみましょう。
1スピンのベット額=$0.1という設定でプレイしているものですが、先ほどの配当表を見ると緑色の男性は3カードで10倍という表記になっていますね。
しかし、実際に獲得できる配当は「1スピンのベット額 $0.1 x 10=$1」ではなく、「1ラインのベット額 $0.01 x 10=$0.1」となります。

ここまで、大丈夫でしょうか?
既に分かりづらいと思いますが、このタイプには更にもう1つ、プレイヤーを迷わせる仕組みが取り入れられているのです。
それは各ラインのベット額を何口分賭けるか?ということを決めることができる「ベットレベル設定」です。

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上の写真は1スピンのベット額が両方とも$0.2で、獲得した配当も同じ$0.2という場面です。
しかし画面に表示されている獲得コインは左が20、右は10となっています。

獲得した配当は同じなのに、獲得したコインは違う?この現象、分かりますか?
このタイプの機種は1スピンのベット額が同じでも、プレイヤーが設定したコインバリューとベットレベルの組み合わせによって「表示される獲得コインの表示が異なる」といった現象が起こり得るのです。更にややこしいですね。
2つの違いを見極めるためにはベット額の仕組みを理解した上で、1スピンのベット額を決めている要素を分解していく必要があります。

↩️左側の設定

・1コインの価値を決めるコインバリューの値は$0.01
・各ラインに何口分賭けるか?というベットレベルの設定は2

$0.01という価値のコインを2口分ずつ賭けているので1ラインのベット額は2コイン=$0.02となり、1ラインのベット額$0.02を10ライン分に賭けているので1スピンのベット額は20コイン=$0.2となります。
この状態で配当表の10倍にあたる役が揃うと、1ラインのベット額1コイン=$0.02の10倍である20コイン=$0.2が配当として支払われます。

↪️右側の設定

・1コインの価値を決めるコインバリューの値は$0.02
・各ラインに何口分賭けるか?というベットレベルの設定は1

$0.02という価値のコインを1口分ずつ賭けているので1ラインのベット額は1コイン=$0.02となり、1ラインのベット額$0.02を10ライン分に賭けているので1スピンのベット額は10コイン=$0.2となります。
この状態で配当表の10倍にあたる役が揃うと、1ラインのベット額1コイン=$0.02の10倍である10コイン=$0.2が配当として支払われます。

日本円で例えると、1円のコインを20枚賭けて20円の配当をもらったのか、2円のコインを10枚賭けて20円の配当をもらったかのか、ということになりますね。

つまりコインの価値とベットレベルの設定の組み合わせによっては「1スピンのベット額」と「獲得した配当の金額」は同じでも「表示されるコインの数値」が食い違ってくるわけです。
細かく設定できるのは良いことかもしれませんが、正直なところ紛らわしいので使いづらいと思います、この設定項目は。

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実は混合タイプも存在する

誰でも親しみやすい「一括ベット方式」に慣れてしまうと「ラインベット方式」は面倒だから関わりたくない! と思ってしまいますが、
中には両方のシステムを組み合わせた「混合タイプ」というのも存在するので注意が必要です。
このタイプはどういった設定になっているかと言うと、プレイヤーがペイラインを自由に変更できるわけではないけれど、配当表の倍率表記は1スピンのベット額 x 配当表の倍率ではなく、1ラインにベットされているコインの価値 x 配当表の倍率になっている機種です。

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私が真っ先に思い浮かぶゲームプロバイダーはYggdrasilですね。

ちなみにベット額の設定はどうなっているかと言うと、左下に「コインバリュー」という表記で1スピンのベット額が変更できるようになっています。
しかし「ラインベット方式」と違うのは、「ペイラインを自由に変更することはできない」という点です。
この機種は20ライン仕様なので初めから20ライン全てを有効にしてプレイしなければならないことが決まっており、コインバリューを決定すると同時に20ライン分のベット額=1スピンのベット額が決定するようになっています。

写真ではコインバリュー $0.05が20ライン分で1スピンのベット額=$1となっています。
この機種はWILDの5カードが揃うと最高絵柄と同じ倍率(250倍)の配当が支払われるようになっているので、
配当表通りのイメージだとWILDの5カードが1ライン発生した場合には1スピンのベット額$1 x 250倍=$250の配当がもらえそうですよね?

でも違うんです。この配当表は「ラインベット方式」と同じく1ライン分のベット額に対しての倍率なので$0.05 x 250倍=$12.5が正解。
写真のようにWILDのフルスクリーンが発生すると、WILDの5カード1ラインの配当$12.5 x 20ライン分=$250となります。
こちらも少しややこしい仕様なので、分解してみないと配当の仕組みが分かりづらいかもしれませんね。

今は興味がなくても「必要になる時」を感じる直感は大事!

今回は2つのタイプを例に挙げてコインバリューや配当表にある倍率の仕組みについて解説してみましたが、コイン表示の仕組みや配当表との関係性が理解できなかった方も心配はご無用!

何故なら、どんな機種も画面のどこかにドル表記や円表記の配当金額が表示されるようになっているからです。
ゲームプロバイダーや機種によって表示される場所に違いはあるものの、その表示を確認できれば困ることはないでしょう。

世の中には「知らなくても問題ないこと」はたくさんありますが、「この知識はいつか必要になる!」という直感は大事なものです。「知らないことに気付いてさえいない」と「知らないということに気付くことができた」では大きな違いがありますからね。

今は興味のないことでも何か引っかかる、という経験はありませんか?そんな時は「即ブックマーク!」です。
何かに疑問を抱いた時、すぐに解決してくれる「確か前に…」が既に手中にあれば、それをきっかけに知識は放射状にどんどん広がっていきます。
頼りない知識の糸を手繰り寄せて未知の世界に遭遇できるのは、そんな「きっかけ」を大事にする人ではないでしょうか。
(今回のお話はブックマーク、いらないかもね…うん、いらないと思う)

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By eldoah

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